正確には、Dに限らずVisualStudioのようなIDEが無くてもデバッグ出力を見る方法です。
まずはアプリケーション側のデバッグ出力有効化です。
この作業は表示側がIDEでも他のでも共通です。
デバッグ出力を有効にするには、D3D11CreateDeviceやD3D11CreateDeviceAndSwapChainを呼び出すときに
デバッグフラグを指定してやります。
具体的には、FlagsにD3D11_CREATE_DEVICE_FLAG.D3D11_CREATE_DEVICE_DEBUGを指定します。
このフラグを有効にするためには、D3D11SDKLayers.dllが必要になるので、
DirectXのSDKをインストールする必要があります。
詳しくは公式を参照下さい。
ソフトウェアレイヤー
これでアプリケーション側は出力するようになったので、
何かしらの方法でキャプチャすれば見ることが出来ます。
DirectXのデバッグ出力は、
標準入力等ではなくWin32のOutputDebugStringという仕組みを使っているようです。
デバッグ用の仕組みなので、当然キャプチャするアプリが準備されています。
DebugView for Windows
使い方はDebugViewを起動した状態で、
OutputDebugStringを使うアプリを起動するだけです。
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D言語でDirect3D 11を使う時のデバッグ出力参照
2011年07月18日 13時12分