内部動作を再構成してかなり変更しているので、安定性では旧バージョンに劣る恐れがあります。
特に新機能に魅力を感じないのであれば、そのまま旧バージョンを使い続けていただくのが良いかと思います。
GitHub移行
バージョンアップ自体より大きなトピックとして、ソースコード管理をGitHubに移行しました。
もはや現代においてソースコード、特にオープンソースはGitHubで管理するのが常識です。
聖闘士に同じ技が二度通用しないくらい常識です。
それを知りながらも私がSubversionを使い続けて来たのは、開発が1人なので特に不都合を感じなかったことと、Gitが難しいからです。
こんな複雑な物をみんなよく平然と使っているなと思います。
というか、本当はよく解らないで使っている奴が多いだろと思っています。
私も未だに自信を持って使えるとは言えません。
そういったことであまり乗り気ではなかったのですが、抗いがたい時代の流れを感じて従いました。
今までの公開ページについては、トップページをGitHubにリダイレクトするように変更し、他のページはそのまま生きています。
ただ、これらは時期を見て閉鎖しようと思っています。
Google C++ スタイルガイド
バージョンアップとGitHub移行にあたって最も苦労したGoogle C++ スタイルガイドについて書いておきたい。
コードをGitHubに上げるならばコードフォーマットも一般的な物にした方が良かろうということでGoogle C++ スタイルガイドを採用しました。
Googleを選んだ理由としては、有名かつしっかり文書化されているものという基準だと他に選択肢が見当たらなかったためです。
私は比較的この辺りのコーディングスタイルにこだわりはなく、決めてくれれば従うよというスタンスなのですが、
Google C++ スタイルガイドの中で唯一「コードの各行の長さは、長くとも80文字までにしてください。 」だけが受け入れられませんでした。
フォーマッタがこの制限に従い改行するたびに強い不快感を感じ、コードを書く気力を70%減少させます。
コードの意味的な物もなく、自分の意思でもない物に頻繁に改行されるのがここまでストレスになるとは思いませんでした。
コードを触るたびにこれに妨害されるを繰り返し開発は遅延するばかりです。
最終的に、もうどうしても我慢がならなくなったのでこの制限だけ緩和しました。
モニターがどんどん横長になっている時代に幅80文字にしろというのは完全に老害だと思います。
80文字にした理由が今までそうだったからというのが余計に老害感を感じさせます。
Googleにはこの制限の撤廃をお薦めしたい。