• v1.0.0以降でエンコードしたAV1動画

    2018年08月03日 20時16分
    v1.0.0以降でエンコードしたAV1動画を試しに作った。

    ソースの映像は例によってカスタムオーダーメイド3D2をキャプチャしてきた i420 1920 * 1080 10743フレーム(60fps)のデータ。

    これをaomenc(66b7d7bc04c68b5be21190013cee06f101f317e9 2018-07-26 01:38:44 GMT)でエンコード。

    オプションはこう。
    aomenc ^
    --verbose ^
    --psnr ^
    --threads=4 ^
    --webm ^
    --codec=av1 ^
    --profile=0 ^
    --end-usage=q ^
    --passes=1 ^
    --cq-level=32 ^
    --cpu-used=8 ^
    --tile-columns=3 ^
    --tile-rows=2 ^
    --frame-parallel=1 ^
    --color-primaries=bt709 ^
    --transfer-characteristics=srgb ^
    --matrix-coefficients=bt709 ^
    --output=av1_1920x1080_i420_60fps.webm ^
    av1_1920x1080_i420_60fps.y4m


    CPUはA8-3850を使って513890859 ms(142時間)かかった。
    60fpsとはいえ実時間の2854倍である。

    参考だが最初cpu-used=0でエンコードしようとしたところ、
    残り800時間とか表示が見えてキャンセルした。
    たぶん最後までエンコードしたら1000時間オーバーだと思う。

    相変わらずというか昔より遅くなっている気もするが、
    v1.0.0以降、最適化を頑張っているみたいで「何十%早くなりました!」
    みたいなのがそこそこ入ってるから今後に期待したい。


    デコードの方は、A8-3850はもちろんCore i7 3770でもやはり間に合わない。
    まあデコーダの最適化具合を見るとかCPUのベンチマーク的に使えばよいと思う。
    Ryzen Threadripperとかなら行けるかもしれない。



    画質と容量については深く考えずに作ってしまったので3分の動画なのに391MBもある。
    とりあえずcq-level=32では過剰なようだ。

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